いい服とは (その6)
- 10月
- 21
- Posted by ikedashouten
- Posted in カシミヤオーダーコート, カノニコオーダ―スーツ, サルトリアライン, スタイリッシュスリムパンツ, スポルベリーノ, ゼニアオーダースーツ, トレーニヨオーダースーツ, ドラゴオーダースーツ, パンツオーダー, ビジネスライン, ビスポークオーダー, ファッションライン, リクルートオーダースーツ, ロイヤルライン, ロロピアーナオーダースーツ, 各種オーダーシャツ, 商品ライン, 国内工場, 国内縫製, 地下鉄本町下車紳士服オーダーメイド, 大阪老舗のオーダーメイド, 就活応援オーダースーツ, 有名ブランドオーダージャケット, 紳士オーダーコート, 紳士スラックスオーダー, 船場・本町紳士服オーダーメイド
トラウザーズ(パンツ)について
裾口の折り返しを一般に、シングル ダブルに、分けています。
ダブルの折り返し部分を、職人用語で「かぶら」、西洋ではターンナップ
とよばれております。パンツの裾を折り返す事は、その昔英国の田舎で、
裾口をぬかるみで汚さないための、一時的な方法であったと、ある本に
書かれていました。それが一般化したのが、現代の折り返しなのです。
通常のスーツには、折り返しをつける事が多いと思いますが、タキシード
等のフォーマルウェアには、絶対に折り返しをつけない、その理由は、
室内着という発想が、あるからです。
パンツの裾口をシングルにするか、ダブルにするかは好みの問題では
ありますが、折り返し付のほうがよりクラシックであると、考えられます。
裾をダブルにする場合、折り返しの幅ですが、これは裾幅とのバランスが
重要だと考えます。裾幅が25㎝の場合と19㎝の場合では、同じ4cmの
「かぶら」であっても、かなり印象が違ってみえます。
最後に、パンツの股下ですが、普通に立った状態で靴下が見えない位が
正しい長さだと思います。最近はかなり短めの長さで、靴下が丸見えに
なっている人や、反対に長くしすぎて裾口でだぶついている人も、よく
みかけます。自分なりにパンツの長さを、常に意識する事が「見心地の
いい服」につながるとおもっております。
池田商店 東本浩二
池田商店 紳士服部 本町店
1888年創業、大阪・船場のオーダーメード紳士服店です。どうぞご来店をお待ちしております。
大阪市中央区久太郎町4-1-3 大阪センタービルB1(旧伊藤忠ビルB1)
TEL 06-6252-7758
月~金 AM10:00~PM18:00
土 AM10:00~PM15:00
定休日 第2・第3土曜日、日祝日
地下鉄御堂筋線本町駅14番出口