いい服とは

池田商店東本です。

2020年1月よりこのお店に移らせて頂きました。2019年12月迄は約30年間

縫製工場に勤めておりました。その工場は国内でも有名な長崎県西海町にある

ミユキソーイングという工場でした。基本的にはフル毛芯仕立てで、肩の部分

には本バス(馬の尻尾)芯(工場のオリジナル)を使用、前肩の入った着やすい

ショルダーが特徴です。

いい服の条件とは「着心地のいい服」「見心地のいい服」だと思います。

「着心地のいい服」とは素材と縫製がマッチしているか、その人のからだに

フィットしているか。

「見心地のいい服」とは本人はもちろんのこと、他の人が見てどうか?という

ことだと思います。ある程度今の流れに合っているか、全体のシルエットが

その人を引き立てているか。私は採寸をする時はまず、お客様がどういう服を

着たいのか、タイトフィット ジャストフィット ルーズフィット それぞれに

ユトリの量が違ってきます。それに基づいてモデルのパターンを決定します。

それとお客様の体型を把握して、補正をいれます。寸法はけっして自分のメジャー

で採寸しない、いかにお客様が望まれている寸法に仕上げるか、だと思って

おります。

これからも「着心地のいい服」「見心地のいい服」を一人でも多くのお客様に、

お届けできるよう頑張ります。今後とも宜しくお願い致します。

池田商店 東本浩二

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